又隠（ゆういん）の写し、京間の茶室

お茶を嗜むK様から、又隠の写しで茶室を作りたいとのご要望がありました。
又隠とは、京都の裏千家にある茶室で草庵茶室の典型とされています。

ヒアリングを丁寧に行い、寸法・素材・照明にいたるまで、細かいところまでこだわって設計しています。

壁は漆喰で仕上げる予定でしたが、左官職人さんと相談して土壁仕上げをご提案しました。
壁だけではなく床柱や天井材にもこだわり、できる限り本格仕様に。

新しく炉も設けています。

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寸法にもこだわった茶室

通常の和室とはサイズが異なり、また部屋寸法も変わるため、設計は慎重に行いました。
ゼロから茶室を作る工事だったので、高さや寸法、畳の割付、使用する素材など細部まで丁寧に打ち合わせをしました。

廊下側の開口は又隠に倣って、あえて通常より小さい寸法で設計しています。

茶室の寸法に合わせて壁の位置も変更しています。

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無垢材フローリングのリビング

リビングのフローリングは当初からご希望だった無垢材にて選定。
色柄は最後まで悩まれましたが、木目が美しく色味もきれいなチークをお選びいただきました。
無垢材なので、経年変化も楽しみですね。

隣の部屋や廊下につながるドアはどちらも無垢材でできており、現場にて塗装で仕上げています。
キッチン開口とニッチをアーチ型で揃えているのもこだわりポイントです。

リビングから見える茶室が風情があってとても素敵ですね。

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造作仕上げのキッチン

キッチンもカップボードもLIXIL製品をベースに、扉やカウンターなどを造作にて仕上げています。

入口もアーチ形にリフォームし、クロスやタイルにもこだわっていて、空間でトータルコーディネートしています。

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框組扉とデクトンのセラミック天板

イメージに合うデザインがなかなか見つからなかったため、キッチンはリクシルのノクトをベースに、扉やカウンターを造作で仕上げています。

カウンターは特注でコンセンティーノのデクトンのセラミック天板を採用しました。

扉もすべて造作で、框組と塗装で仕上げています。
吊り戸棚はあえて上部に空間を作り、小物を飾れるように設計しています。

キッチンまわりの壁はタイルで仕上げています。
タイルは縦のラインが美しい平田タイルのWigWagを採用しました。

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リシェルの造作仕上げ

カップボードはリシェルをベースに造作で仕上げています。

扉もカウンターもキッチンと同じ仕様にしています。

吊り戸棚の扉もご希望のアクリルタイプがなかったので造作で仕上げています。

キッチンキャビをベースにした洗面台

洗面室はレイアウトも大幅に変更し、既存よりも広くなるように間取りも変更しました。

洗面台は寸法やデザインの兼ね合いで、リクシルのキッチン（ノクト）をベースに造作で仕上げています。
キャビネットの間口もいろいろなパターンを想定して考えて決定しています。

名古屋モザイクタイルのコラベルもアクセントになって素敵ですね。

ドアは位置も変わり、開き戸から引き戸に変更しています。
ドアを閉めたままでも換気ができる通風タイプを採用しました。

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シンプルで安心なお風呂

ユニットバスはリクシルのリノビオVを採用しました。

将来を見据えて手すりは多めに設置。
鏡などはなるべくつけず、シンプルなプランで施工しました。

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くすみグリーンのかわいいトイレ

トイレはTOTOのネオレストRSに。コロンとしたフォルムがかわいいですね。

内装はくすみグリーンの単色と柄のクロスでコーディネート。
かわいいトイレ空間になりましたね。

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無垢材フローリングとアクセントクロス

居室はアカシアの無垢材のフローリングを施工しました。
クロスは一面のみアクセントで柄クロスを採用しています。

窓にはインプラス（内窓）を設置し、快適に過ごせるように工夫しています。

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窓と薄壁で断熱対策

もう一つの居室もアカシアの無垢材フローリングを施工しました。

こちらのお部屋は特に断熱対策をしっかりしたいとのことで、内窓（インプラス）とともに躯体側の壁に薄壁を作り断熱材を施工しました。

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新しく作ったウォークインクローゼット

もともと居室だった一部屋を、ウォークインクローゼットとして間取り変更をしながら設計しました。
オープン収納や靴収納のキャビネット（ミラー仕様）も設置し、ゆったりと使うことができます。

窓があるお部屋なので、湿気対策でインプラス（内窓）も設置しています。

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こだわりの三和土タイル

玄関ホールと三和土は既存より少し広がるように設計しました。

ウォークインクローゼットの開口との兼ね合いで三和土の設計には苦慮しましたが、無事におさまってよかったです。

三和土タイルは平田タイルのflugelを採用しました。

広くなった玄関ホール

間取り変更で、狭かった玄関ホールを拡張しました。

廊下幅は変わりませんが、玄関ホールが広くなったおかげで廊下まで広く見えますね。
玄関収納の扉をミラータイプにしたもの、玄関を広く見せる工夫です。

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