リビングを漆喰(しっくい)にリフォーム!

【 住居データ 】
・築年数:28年
・タイプ:戸建住宅
・既存の状態:クロス仕上げ
・商品名:漆喰(しっくい)

【 価格データ 】参考価格※税込み価格
・トータルの費用:200~250万円
・施工面積:約150㎡
・施工箇所:リビングダイニング、玄関ホール、階段室、廊下
・工期:約3週間

【 ポイント 】
・リビングや廊下をすべて「しっくい」塗りに
・勾配天井の梁はムクの羽目板で化粧梁に
・自然素材のあるあたたかみのあるLDK空間に

【 担当者のコメント 】
家の中を全体的に塗り壁にしたいとのことでご相談をいただきました。
カビにも強く、素材の耐久性、メンテナンス性から「しっくい(漆喰)」をご提案させていただきました。

現場で材料を調合してオリジナルブレンドの「しっくい」を作り、塗ってもらえる
左官職人さんにて仕上げていただきました。

勾配天井があり室内でありながら高所がたくさんあり、施工上難しい箇所がありましたが、お客様と職人さんと協力していただいてきれいに仕上げることができました。

勾配天井の梁は杉のムク羽目板材にて造作し、化粧梁にリニューアルしてます。

遠目だとわかりにくいのですが照明に照らされると漆喰の模様がわかります。
明るい日中と照明に照らされる夕方~夜と見え方が違う表情があるところもおもしろいです。

吹き抜けだったり、傾斜のある天井だったり、大きな照明器具が設置されていたり・・・と
少し大変でしたが職人さんにも工夫していただいて工事を上手くすすめることができました。

家を購入した時から使用しているレトロな感じの照明がまた漆喰の雰囲気とマッチしますね。

室内窓があったり、室内なのにフラワーボックスがあったりと、とても作り込まれた住宅で
漆喰を塗ったことでまた新しい家に生まれ変わった感じですね。

もともとのダークブラウン系の木部の色と漆喰の白とグリーンの相性もバッチリで◎

今回の漆喰(しっくい)はマットな質感の仕上がりなのですが、
光の加減によっては少し照りが見えます。

職人さん曰く、そこを狙って材料を調合してるとのこと。まさに技ですね。

【 工事前の様子 】