はじめまして、AKIさん。これからよろしくお願いします。
さて。ねじーは「解禁ヒラメ」FISHINGに行ってまいりました。
取引先W氏に誘われること3年目m(_ _)mゴメン! やっと行くことができました。
茨城県は鹿島港、片道2.5~3時間。
体力の自信がないワタシは前泊を決意。ビジネスホテルを予約するもエレベーターの隣の部屋で
あまり寝付けず。
午前4時、集合。W氏からLINE。
「もう場内駐車できません、場外に路駐になってしまいます」
え?そんなに?
コンビニトイレも我慢して急いで向かうや目の当たりにしたのは、それはもう100台以上の
ヒラメファンの車。そして何百人いるの?両手に釣り具クーラーを抱えた猛者たち。
「お祭り騒ぎ」とは聞いていたけど、ここまで異常事態とは…
受付を順番にこなし、私は船の先端に一人陣取ることに。
まあ、周りに人がいないので、迷惑をかけることがないので気楽かな。
船の動きに振られやすい位置なので、釣り自体はやりづらいけど。
午前5時出航。
ざっと一度着座するも、W氏から「キャビン(船内)に入りましょう」とのこと。
真っ暗なキャビンで男達は無言で座っている。
ほどなく暗闇を船は加速していく。
小さな窓の外は波しぶきが冷たそうに疾走している。
50分ほどか、1時間かかっただろうか。エンジンがスローダウンするのを合図に
男たちはキャビンを出ていく。
左前から薄日が差し始めている。
夜明けを前に船長からアナウンスが入る。
「さあどんどん準備して。合図が入ったらすぐ仕掛けを入れられるように。餌もつけておいてよ!」
まあ、これは船のセオリー。初めての人は戸惑うよなあ。
私も何度かアジ釣りとか、乗っているからわかるものの。
ヒラメ釣りの仕掛けはいたってシンプル。
釣り糸があり、おもりがあり、途中に枝に伸びた釣り糸に針が二つ付いている。
(誰でもわかるように説明したつもり)
その針の一つを、生きたイワシの鼻先に刺し、もう一つを尻びれ付近に刺す。
これを海中に投入し、生きたイワシをヒラメが食らうという、いわゆる
「泳がせ釣り」である。
船長の合図とともに20人からの男たちが一斉に海に仕掛けを投入する。
水深は41m。リールの強さを調整しながら、仕掛けが伸びていくのをじっと待つ。
トン、という感触とともに竿先がまっすぐになるのが、「おもりが着底した」合図。
ほんの少しだけ巻き取って、おもりを感じる程度にする。
イワシは底付近でくるくると旋回し、それを下方からヒラメが睨みつける。
ヒラメはさっとジャンプしてイワシに食らいつく。
この時点で、竿先にはぐっと重みがかかってくる。
場合によっては(ゴツッ)とくる。
ここで合わせてはいけない。
ヒラメ40秒とはことわざなのだろうか。
ヒラメは捕食がへたくそで、加えた魚を飲み込むまで3回から4回に分けて嚥下していく。
イワシの鼻先に刺した針が、ヒラメの口に入るのをじっと我慢するのだ。
10…20…30…と数えてもいいだろう、
私は手ごたえを信じる。グイッ………グイッ…
なんどか引き込まれる竿を「合わせ」るのを我慢しつつ、
「ここだ!」という瞬間を待つ。
イワシも小さいことだし、割と早いタイミングで「合わせ」ると、
確実にかかった(乗った!という)のを確信し、リールを巻きあげる。
残り10mを切るくらいで船頭に声をかけ、たも網で掬いあげてもらう。
立派な、2キロ超えのヒラメだ。
写真のヒラメはその日釣れたものの中では3番目の大きさ。
もっと大きいのも釣れたのだけど、写真は割愛。なかなか釣りの写真を撮るのも大変なのさ。
1.5キロ~3キロほどのヒラメを合計7枚も釣り上げ、W氏が釣った「マハタ」もいただき、
帰路につきました、とさ。
社員の皆にもヒラメを食べさせて
ヒラメはお刺身、昆布締、あら汁、漬け、カルパッチョ、皮のゆでてポン酢、胃袋のゆでてポン酢。
しゃぶしゃぶ。
自宅ではムニエルにして、ホワイトソースで。
マハタのしゃぶしゃぶ。雑炊。
魚はキッチンの嫌われ者、だけど食卓からいなくなっては困りますね。
近年は各地で釣れる魚が変わりつつあり、地球温暖化を肌で感じる日々です。
微力でも、おいしいヒラメが釣れる海を守れるように生きていきたいと思います。
リフォームで排出する産業廃棄物を今一度見直していきましょう!
(なんとかまとめた感じで)